「GUNSLINGER GIRL 」2巻

GUNSLINGER GIRL 2 (電撃コミックス)

GUNSLINGER GIRL 2 (電撃コミックス)

巻頭のトリエラとヘンリエッタのカラーのイラストが綺麗。 トリエラが何気に色気ありますw


■第6話 「A kitchen garden」
クラエスとラバロの話。 釣りをしている時の二人が幸せそうでよかった。 「条件付け」を書き換えられた後でもラバロの教えた”無為に時を過ごす喜び”は覚えていたクラエス。ほんのり胸が温かくなりました。
■第7話 「Ice cream in the Spanish open space」
フランコ、フランカと社会福祉公社がほんの少し接触。 それは最後のシーン。 ヘンリエッタがご褒美のジェラートを食べているシーン。 この時フランカはヘンリエッタのことを”どこかいい所のお嬢様”と認識したようですが次に出会う時は…。 たぶん伏線になっているのでしょうね。
■第8話 「歓びの歌」
アンジェリカ初登場。 今回は戦闘シーン一切無し。 この巻で一番好きだった話。
義体」としてではなく、皆が一人の女の子のようでした。 トリエラがアンジェリカの髪をといている時が微笑ましかったです。 
流星雨観測シーンではみんな大はしゃぎw 普段は無表情のリコがあんなに嬉しそうにしているんですから。 みんなで歌う和やかな雰囲気がいつまでも続けばいいのに。 だが、この話以降、殺伐とした展開になっていくのでした。
■第9話 「How beautiful my Florence is!」
ジャンの手際の良さ、強さ、冷酷さが目立った回でした。 情報を聞き出す為に相手の耳を削ぎ落とす。 その時、リコとフィリッポの会話が「君のお兄さんはいい人だな」「優しいお兄さんです」。 会話と裏でのジャンの行動との対比が面白かったですね。
■第10話 「パスタの国の王子様(前編)」
ビアンキヘンリエッタとの会話のシーン。 ヘンリエッタの「今月はまだ4人ですけど、先月は10人も殺したんです」と楽しく話すシーンが気になった。 「義体」と普通の女の子との決定的な感情の違いがはっきりと分かった瞬間でした。
マルコーとアンジェリカは…見ていて辛くなりますね…。 アンジェリカには何の罪もないのですが、マルコーの言うことも良く分かる。 全ては「条件付け」による副作用の性だとしても… それにしても悲しすぎます。 泣きながら走るアンジェリカが不憫でなりません。
■第11話 「パスタの国の王子様(後編)」
前回に続いて切ない結末。 「パスタの国の王子様」にはいろいろな想いがつまっていたのですね。 その話を皆で一緒に考えているマルコー、そして楽しそうにそれを聞くアンジェリカ。 でも、それはもう過去のこと。 今ではアンジェリカはもうその物語を覚えていない…。 
最初の「義体」アンジェリカ。 この子は一体どうなっていくんでしょうか…。